URに越してきてから2年たちました。
この2年間でのUR賃貸住宅での住心地について感じたことを綴ります。
環境
現在居住してる場所は、賃貸住宅・分譲住宅を合わせると50棟以上の建物が敷地内にありますが、敷地面積が充分取られていますので、開放感いっぱいの心地よい環境です。
日本総合住生活という会社が管理事業を行っていて、日常的に共用部分や緑地、通路、ゴミステーションなどの清掃の管理、さらに植栽管理も徹底されていますので、季節ごとの花や緑を楽しむことができます。
生活
スーパー、コンビニ、幼稚園、内科医院、歯医者、理容室、介護施設等が施設内にあり、便利です。
ゴミステーションは、燃えるゴミ、燃えないごみ、資源ごみ、大型ごみなどの区画があります。
本来なら、当日のゴミ出しがルールですが、ルールはほぼ守られていない状況です。大型ごみも、ごみ処理券が貼付されていないゴミが積み上げられており、いつのまにかゴミ業者が運んでいってくれているという感じです。
年度末の共益費収支の報告書には、放置ゴミ・放置自転車の撤去処分費が計上されていますので、捨てた者勝ちという状況になってしまっているかもしれません。
治安
悪くはないと思いますが、一度自転車のサドルを盗まれました。
自転車は、盗難に遭う確率が高いので、URだから特に治安が悪いということではないかと思います。
遅くまでスーパーが営業しているので、帰宅が遅くなった時でも明るいので安心です。
居住地内での表立ったトラブルは今のところ聞いてません。
室内
部屋は、入居の時点で全部リフォームされており、キッチン、壁紙、洗面台、トイレ便座、バスタブすべて新品でした。部屋によっては、全て新品ではない部屋も多いようです。
築年数38年の古い物件なので、トイレと洗面所に排水管がむき出し状態です。
最初は、違和感ありましたが慣れてしまうと何も感じなくなりました。磁石のフックを付けて利用しています。
上の階からの水の流れる音も聞こえてきますが、これも気にならなくなりました。おひとり様にとっては、むしろ誰かが近くで生活していることに少し安心感もあります。
梅雨時は、玄関や下駄箱がにカビが生えやすいので要注意です。
住宅の模様替え願
模様替えを実施するには退去時に原状回復することが条件となっています。
たとえば畳の取替は原状回復は免除、届出は不要ですが、畳のフローリング化は原状回復は免除で模様替えの届出が必要です。
緊急事故受付センター
水漏れ・排水詰まり・断水・停電などの緊急時には、事故受付センターが24時間365日受付してくれます。
一昨年の年末に洗濯機の排水口から水があふれて、慌てて電話しましたが、素早く対応してくれました。
古い建物のせいかと思いましたが、こちらの建物で排水管の詰まりは今までほとんどなかったそうです。
ならば原因は何かと不安になりましたが、丁寧に点検してもらい大事には至りませんでした。たまたま一瞬詰まったのではないかと。ちょっと心配でしたが、それ以来排水口からあふれることもなく、無事に洗濯機を回しております。
このような緊急時や部屋の中の気になる点など、日中は敷地内の管理事務所で対応してくれます。
UR賃貸の定期点検と修繕
ガス漏れ点検
年に1回程度、点検の時期にガス事業者からガス漏れ点検についての案内がきます。
点検の訪問予定日が記載されており、当日はガスコンロやガス給湯器などのガス漏れや燃焼の点検をします。
10分~20分程度ですが、立ち会いが必要なので事前に予定日に合わせて在宅が必要です。
排水口洗浄
年に1回程度、キッチンの排水溝の清掃を行います。清掃の予定日のお知らせのチラシが入るのでその日に合わせて在宅が必要です。
集合住宅の排水溝は、汚れの蓄積による排水不良や悪臭が発生原因になるので定期的な清掃が必要なのです。
都合が悪い場合は予備日もありますので必ず立ち会いましょう。
共用給水管改修工事
一定期間経過した建物は、給水管の改修工事が行われます。
ちょうど入居から2年経った頃が、給水管改修工事の時期でした。
工事の期間は8ヶ月程度ですが、全棟を順番に行うので自分が居住する棟は1ヶ月ほどです。
工事が入るときと、給水管切り替えに伴う断水の場合は事前にお知らせのチラシが玄関の新聞受けに入っています。断水は2回でしたが、私はいずれも不在時でしたので普段の生活に支障はありませんでした。
各住戸の水道メーター部分までの共用給水管の改修ですが、在宅の必要はありません。
ご近所とのお付き合い
2年たちますが、ご近所との付き合いは全くありません。
引越しのご挨拶はしましたが、居住者の入れ替わりが頻繁なのでしなくても良かったかなと思っています。
挨拶時に不在だった隣人には、挨拶の品を玄関のドアノブにかけておきましたが、一度も顔を合わせることなく、隣人は引越していきました。
今まで地域社会との交流を楽しんできた私にとってはちょっと寂しいですが、自治会の面倒な当番もなく、周りの目も気にせず、気も使わないという点では気楽に過ごせる住居かと思います。
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隣が空き室になってから数カ月後、新しく入居してきた方が引越しのご挨拶にきてくれました。昔と違い生活も多様化し、近所付き合いが希薄になってきている昨今ですが、まだ引越しの挨拶の慣習は残っていたんだと、少しほっとした気分になりました。