仕事

求職支援訓練説明会に参加|失業手当手続きその4

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ハローワークの職業訓練には2種類あります。

公共職業訓練: 主に雇用保険受給者向け
求職者支援訓練: 雇用保険を受給できない人や雇用保険の支給が終了した人向け

前回の就労相談窓口で受け取った「公共職業訓練募集案内」「求職者支援訓練募集案内」にはそれぞれ多くの訓練コースがあり、ほとんどが年齢制限を設けていません。いずれの訓練も応募は可能です。
そして無料で講習を受けられます。(テキスト代等は自己負担)

訓練コースの種類

(以下は私の住居の管轄ハローワークの場合)
訓練コースは基礎から実務まで様々なコースがあります。
訓練期間は主に3ヶ月から4ヶ月です。

パソコンの基礎・実務
オフィス事務の基本
PCスキル簿記IT知識
ITインストラクター養成
Javaプログラミング
クラウドシステム開発
不動産ビジネス
Web基礎
Webデザイン/マーケティング/サイト制作
医療・調剤・ドクターズクラーク養成
介護職員初任者研修養成科
介護福祉士実務者研修養成科

フローリスト養成科
建築CAD
等々

職業訓練と聞くと、理系の専門的な知識の技術職と思い込んでいましたが幅広いコースがあることがわかりました。

「求職者支援訓練募集案内」の一覧の中に気になるコースがあったので、求職者支援訓練説明会に参加してきました(説明会参加も求職活動実績になります)。

今回私が興味を持った訓練コースは「不動産ビジネス科

35年前に宅地建物取引主任者試験(現在は宅地建物取引士に名称変更)に合格した後、宅建業の実務経験2年以上という資格登録要件がなかったので、資格要件を満たすために登録実務講習も修了していました。

その後、資格を活かしての就活に2回ほどチャレンジしましたが縁がなく今日に至ります。

実務経験がない上に65歳での採用はほぼ無理とあきらめているところではありますが、
「職業訓練を受講したとしても65歳という年齢で不動産事務の採用があるのか」質問したところゼロではないとの回答でした。

おそらく厳しいとは予測しています。努力してもしなくても結果は同じかもしれませんが、1%の望みをかけて人生終盤の就職活動は努力する道を選択しようと思っています。

訓練窓口で相談

訓練コースに申込みの希望を伝え、受講手続きの流れを説明してもらいます。
ここでも年齢制限がないことを再確認します。
すぐに申込み手続きはできず、まずは施設見学会を勧められます。

施設見学会へ

希望の訓練コースの実施施設の見学は必須です。
実際に自分が通う施設を見学して、環境やイメージが違うことで途中で受講を辞めることにならないために必ず施設見学を勧められます。

訓練窓口で申込み

施設を見学したことを伝えて「受講申込書」の書類を受け取ります。
職歴・免許資格・受講を希望した理由・求職活動状況・就職希望職種・就職希望時期を記入する欄があり、履歴書にも似た書類(写真も必要)なので一度持ち帰って後日提出という流れになっています。

私の場合は受講への意気込みのまま一気に書類を書き上げ「受講申込書」の提出まで1日で済ませました。
写真(4㎝x3cm)もあらかじめ持参していました。

申込み手続き後は訓練施設へ連絡して選考試験を受ける必要があります。
選考試験に合格しないと、いくら意欲があっても職業訓練を受けることはできません。

公共職業訓練に比べて求職者支援訓練は受講するまでに何度もハローワークに足を運ぶ必要があり、受講までの道のりはなかなか大変です。

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