前回の住まい探しの失敗から立ち直り、市内の住まいはあきらめることにしました。
新たな住まいの候補に上げたのはUR賃貸です。
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UR賃貸物件とは
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理する賃貸住宅で、前身は日本住宅公団です。
旧公団住宅といえば私達の世代には馴染みがあるでしょう。
最近では人気の俳優さんがコマーシャルしてますので知名度もあると思います。
礼金なし・仲介手数料なし・更新料なし・保証人なしの4つのメリットは私にとって魅力でした。
UR賃貸への申込資格条件は5つありますが、その中の一つは平均月収額が基準月収額以上であることが条件となっています。
しかし私は基準月収額が足りませんでしたので、基準月収額に満たない場合の方法で契約しました。
平均基準月収が基準月収に満たない場合の方法3つ
家賃等の一時払い
収入要件を問わず、家賃等1年から10年単位で一時払いすることでその期間中は住むことができます。また一時払いの期間に応じた割引率で家賃等が割引かれますのでお得感があります。
賃貸借契約とは別に「家賃等の一時払い」の契約の締結があります。
貯蓄基準制度
申込者本人の貯蓄額が基準貯蓄額以上ある場合も、申込資格の基準月収額以上の条件に代えることができます。基準貯蓄額とは家賃額の100倍です。
例えば、家賃額が80,000円とすると80,000×100=8,000,000円となりますので基準貯蓄額は800万円となります。
貯蓄額とは金融機関の預貯金の合計額です。
収入基準の特例
申込者本人の平均月収額・貯蓄額がそれぞれ基準月収額・基準貯蓄額の1/2以上ある場合も、同居親族との合算、同居を伴わない親族からの不足分の補給などで申込みすることができます。
収入合算者、家賃補給者などの収入や貯蓄を証明する書類や、本人との続柄を証明する書類など各種書類が必要となります。
特例の細かい基準はUR賃貸の公式サイトで確認できます。
https://www.ur-net.go.jp/chintai/rent/requirements/
店舗に相談する
まずは近くの店舗(UR賃貸センター・UR賃貸ショップ等)に相談してみました。相談だけでも丁寧に応対してくれました。
まず希望の間取り、広さを伝えると現在募集中の物件を提示してくれます。ネットでも検索できますが、人気の部屋はすぐなくなってしまいますので、店舗で希望の部屋があったらすぐに内覧の予約をすると良いと思います。
内覧予約するとその時点で部屋を押さえてくれますので他の人に先を越されるいうことがありません。
内覧する
内覧予約の当日、スタッフが部屋を案内してくれます。もしその時点で部屋の中に気になる点がある場合は伝えると良いでしょう。スタッフの人がメモに残して修繕の依頼をしてくれます。
私の場合は、近くの物件でしたので後日直接管理事務所に行き、さらに数件の部屋の内覧をし、最終的に管理事務所で仮申込の意向を伝え部屋を押さえてもらいました。
仮申込
部屋を決めたら仮申込をします。仮申込後さらに1週間の内覧期間があります。この時の内覧は、スタッフは同伴せず鍵を預かって自身のみで部屋に入れます。原則1回ですので家具や家電製品の配置に必要な採寸は内覧時に済ませておくと良いでしょう。
内覧期間の終了日の翌日から一週間以内に本申込みに必要な書類を提出します。
本申込・必要な書類
- 賃貸住宅入居申込書
- 住民票の写し
- 収入を証明する書類
私の場合は、3.収入を証明する書類の代わりに、基準貯蓄額の条件を満たした預金残高を証明する書類を提出し、無事審査を通過しました。本来は銀行の残高証明書があればベストなのですが、手数料がかかりますし、急いでいる場合などは預金通帳の提示でも良いと思います。その場合は最新の日の通帳記帳が必要です。
またネットバンキングの場合は通帳がありませんので、受付のスタッフに問い合わせしてみると良いでしょう。この後、本申込から契約となります。
契約後、入居開始可能日が決まるとその日から1ヶ月以内にご入居下さいとの説明があります。
鍵の引渡し
契約が終わるといよいよ鍵の引渡です。鍵の引渡の日が入居開始可能日となります。その日から家賃が発生しますので転居当日もしくは前日が良いでしょう。
さっそく電気、ガス、水道、電話等の手続きを進めていきます。
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以上、UR賃貸の契約までをまとめてみました。店舗のスタッフの方の説明や応対も丁寧でスムーズに契約をすることができました。住まい探しに迷っている方はUR賃貸も検討してみてはいかがでしょうか。