衣類についてしまったシミは、目立たない箇所ならまだしも胸元やスカートの正面などに付いてしまうと、それだけでもう着る気が失せてしまいます。
そんな時のお助けグッズがこちらの「シミとりレスキュー」です。
品名:衣類のシミとり剤(綿・絹・毛・ポリエステルなどのシミとり)
成分:界面活性剤・溶剤
液性:中性
内容量:17ml
吸収シートを衣類のシミの下においてシミとりレスキューのボトルの口をトントンと叩いて汚れをシートに叩きだします。
麺類を食べた時にスープが飛んで付いてしまった小さなシミなら、すぐにこのシミとり剤をチョンチョンとつけるだけできれいに落とすことができます。
【落とせないシミ】毛染め・マニキュア・墨・朱肉・修正液・絵の具・油性マジック・ボールペンなど
先日、仕事中にうっかり手元から滑り落ちたボールペンが、膝の上にころがりボールペンのインクのシミがついてしまいました。
嘆いていると、女子力高い職場の若い女性がこの「シミとりレスキュー」を貸してくれました。ボールペンは落とせないとの注意書きはありますが、イチかバチかで試してみましたがやはりご覧のとおり落ちません。
そして帰宅後、ネットでいろいろ調べてみたところ消毒用のエタノールでボールペンのインクのシミが落とせるという記事をみつけました。
たまたま家に置いてあったこちらのアルコール製剤「キレイアシスト」で試してみました。
タオルの上にシミの部分を下にして置き、アルコール製剤を裏から吹きかけます。
ポリエステル100%素材ですがスゥエード調の生地なので、毛羽立ってシミが広がってしまう心配があります。
慎重にタオルでトントントンと擦らずにたたきます。数分たたいてみると少し薄くなりました。さらにスプレーを吹きかけトントントンとたたき続けること10分ほど、なんとシミが薄くなってきたのです。
少し輪染みが残ってしまいましたが、これは通常のクリーニングで落ちるのではないかと思います。
予想以上の落ちっぷりに少し感動です。
感動ついでに、普通の洗濯では落ちなかったスカートのシミも試してみました。
いつ付いたか記憶にない古いシミなので落とせる可能性はかなり低いのですが、まずは「シミとりレスキュー」で試してみました。残念ながら落ちません。
次にアルコール製剤でトントントンと10分ほどたたいてみましたがやはりあまり変わりません。
あきらめたところで、普通の白い固形石鹸でモミ洗いしてみると気のせいか少し薄くなりました。
最後におしゃれ着洗い用の洗剤(花王エマール)を使って、洗濯機のおうちクリーニングコースでスカートを丸ごと洗ってみました。
本来ドライクリーニングしたほうが良い素材ですが、家で何度もおうちクリーニングコースで洗濯済みなので大丈夫でしょう。
スカートの素材は以下の通りです。
毛: 82%
ナイロン: 10%
綿: 3%
カシミヤ: 3%
ポリウレタン: 2%
なんとシミが薄くなったのです。上記のどの過程の効果かは定かではありませんが、努力の成果がありました。
衣類のシミ抜きは早いほど効果がありますので、消毒用エタノールやシミとり剤は常備しておくのが賢明です。
これを機に「シミとりレスキュー」をドラッグストアーで購入しました。衣類用洗剤の端のほうにチョコンと陳列されています。コンビニでも購入できます。300円位ですので職場にも常備しておくと良いでしょう。
「シミとりレスキュー」も「エタノール消毒剤」も、衣類によっては色落ちや輪染みになる場合がありますので、事前に目立たないところで試してみることをおすすめします。
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