上野動物園のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイは来年の2026年2月20日に返還期限を迎えます。
いざ日本からいなくなると思うと実際に見てみたくなり観覧してきました。
53年前のパンダブーム
半世紀以上前の1972年9月の日中国交正常化を記念して、中国から2頭のパンダが日本に贈られました。
10月28日に上野動物園にやってき2頭のパンダの名前は「カンカン」と「ランラン」
パンダの初公開はその年の11月5日。
当時13歳(中学2年生)の私も、初公開から半年後に友達数人とパンダを見にいきました。
パンダを一目見ようというブームは収まることなく「2時間並んで見られたのは30秒程度」と言われていましたが、まさにその通りでした。
やっとパンダの前に来たというのに流れるように通りすぎなければならず、パンダの背中を遠くでかろうじて見た。。。という記憶しかありません。
ちょうど時を同じくして1971年に日本マクドナルド1号店が銀座三越にオープンし、外食文化が上陸し日本に次々とマクドナルドがオープン、パンダ観覧のあとにマクドナルドで初めてハンバーガーを食べて帰ったという懐かしい思い出です。
上野動物園入園
10時すぎに正門に到着、入園券売り場の前に行列はありましたが、20分ほど並んで自動販売機で購入、65歳以上の入場料は300円と有り難い料金です。
上野動物園は東園と西園に分かれていて、東園にある正門から入りました。
東園から西園への通路いそっぷ橋を渡って「パンダの森」へ向かいます。
シャオシャオとレイレイ
オスのシャオシャオ(暁暁)とメスのレイレイ(蕾蕾)は双子のジャイアントパンダです。
2021年の6月2日生まれの4歳、現在は別々の飼育展示になっています。
いそっぷ橋を渡り終えたあたり、いそっぷ橋下にシャオシャオの室内展示と屋外放飼場の入口があります。
人の流れに沿って歩いていくと行列で並ぶこともなくスムーズに室内展示場に入れました。
並ぶの覚悟でいたのでちょっと拍子抜けしてしまいました。
シャオシャオ展示場

特に時間制限は設けられていませんでしたが、
「前列で見てる方は後ろで見ている方と交代ししてください」
とのアナウンスがあり5分ほどで屋外へ移動しました。


レイレイ展示場


レイレイは長い行列ができていて60分待ち、パンダを観に来たぞ!という実感が湧いてきて、並ぶのも苦にならず。
並んでいる列からも屋外放飼場に現れるレイレイをチラッと見ることができます。


レイレイ展示場は、室内・屋外の展示ブースが4つに分かれていて、それぞれ10数人ずつ60秒という時間制限で次から次へと移動しながらの観覧です(いずれも60秒ずつ)
運が悪いと見ることができないというわけです。
室内展示場60秒のときに、レイレイが屋外に出てると見えない
次の屋外放飼場60秒のときに、レイレイが室内に入ってしまうと見えない
パンダに会える会えないはこの60秒のタイミングの運であります。
今日は運よくシャオシャオ・レイレイをたっぷり観覧することができました。
半世紀前のリベンジができ、思い残すことはありません。
西園休憩所でランチタイム
パンダに会えて、満足したあとはフードショップ西園休憩所(屋内)で昼食タイムです。
ちょうどお昼時で店内のテーブルは満席、席が空いた瞬間に席取り合戦です。
昔のデパートの食堂での光景を思い出します。
ちょっと奮発して注文したヒレカツカレー(1200円)のヒレカツが揚げたてで絶品でした。

他の動物たち






上野動物園には今まで
・子供の頃家族で
・小学校の遠足で
・中学生の時パンダを見に
・息子たちを連れて家族で
と数回訪れましたが、じっくり動物を見た記憶がありません。
今回、ジャイアントパンダとともに他の動物たちもじっくり見て回り、楽しんできました。
大人になってからの動物園おすすめです。
