家族

椿山荘の石焼会席で息子たち家族と食事会|おひとり様に久々の賑わい

家族

コロナ禍で、家族全員で集まることができなかった一年ですが、長男の
「上手いもの食いに行こうぜ! 勘定は俺が全部持つ」
の頼もしい一声で年末ギリギリの12/30に久しぶりの家族食事会となりました。

長男も私も、洋食のビュッフェは食べ過ぎて最後に満足感を得られないのでビュッフェは除外、滅多に食べられない高級料理のお店をいろいろ探してみました。

2歳と生後4ヶ月の孫2人も同席のため個室ありベビーベッドの用意も可能という、以前から行ってみたかった椿山荘に決めました。

椿山荘の「木春堂」の石焼会席のランチコースをを予約、ランチコースといえども年末年始料金プラス個室料金でけっこうな料金となりますが、今回は長男の厚意に甘えてみんなで初めての会席料理に胸を踊らせます。

会席料理と懐石料理

会席料理と懐石料理の違いもよくわからず、似たような料理と思っていましたが

<会席料理>はお酒を嗜むための料理:宴席にもてなされる一汁三菜を基本とし、飯と汁は食事の最後に提供される
<懐石料理>はお茶のための料理:茶道の詫び寂びを表現する一汁三菜を基本とし、飯と汁は食事の最初に提供される

長男も次男も車を運転するのでアルコールは飲めず
私もアルコールは飲めないので全員ジュースで乾杯
会席料理がお酒を美味しくいただくためのお料理だったとは。。。

高級日本料理に縁のない我が家族は会席料理の意味も知らないまま、ジュース一杯をチビチビ嗜み会席料理に舌鼓。

食事メニュー

お料理のメニューがテーブルに置いてありますが、献立名もお料理名も見慣れぬ漢字の羅列(読めない)
仲居さんの説明に耳を傾けひとつひとつ味わいます。

会席料理の献立名
【先付】(さきづけ)飲み物のあと最初に運ばれてくるお料理。お通し・突き出しとも呼ばれます
【造り】(つくり) 旬のお魚を使ったお刺身
【温物】(あつもの)日本料理中盤に出される野菜を使った温かい汁気のある煮物
【石焼】(いしやき)旬の魚介類やお肉の焼き物
【食事】(しょくじ)締めくくりとなるお料理。ご飯・汁物・漬物の3品
【甘味】(かんみ) 会席におけるデザート。季節の果物やお菓子

冬の石焼会席プランのお品書き(ふりがな振ってみました)

【先付2品】 蟹味噌豆腐甲羅盛りかにみそどうふこうらもり いくら 蟹餡掛けかにあんがけ
       虎河豚白子ぽん酢とらふぐしらこぽんず 柚子釜盛りゆずがまもり 河豚煎餅ふぐせんべい せり

【造り】 虎河豚炙りとらふぐあぶり 虎河豚煮凝りとらふぐにこごり 浅月あさつき うめ

【温物】 帆立蕪蒸し雲海見立てほたてかぶらむしうんかいみたて
     銀杏ぎんなん 紅葉人参もみじにんじん 公孫樹南瓜こうそんじゅかぼちゃ 百合根ゆりね きのこ 山葵餡わさびあん

【石焼】
 たらば蟹 鮑肝醤油添えあわびきもじょうゆぞえ
 国産伊勢海老
 松阪ロース   40g
 黒毛和牛フィレ 40g
 旬野菜五種

鮑の旨味が際立つ肝醤油添

プリップリの伊勢海老とたらば蟹
口の中でとろける和牛フィレ

【食事】 河豚御飯ふぐごはん 香の物こうのもの
     伊勢海老赤出汁いせえびあかだし

石焼で焼いた後の伊勢海老の頭で出汁をとった汁物(絶品)

【甘味】 湯葉ゆばのクレームブリュレ
     バニラアイスと焼き苺添え

奇跡の絶景「東京雲海」と「森のオーロラ」

開業70年目を迎えた椿山荘の庭園において
「東京の真ん中でオーロラの美しい景色を楽しめる」という演出があります(2022年3月18日まで)

夜は光の絶景オーロラの美しい景色が楽しめますが、昼間は雲の中に居るような東京雲海を楽しめます。



食事中の会話

私「このネギおいしい~~」
仲居さん「これはチコリーというお野菜ですよ」
私「・・・・・」(チコリー知らなかった・・・)

次男「最後のご飯、豚入ってなくね?」
長男「かわ豚はふぐだぞ笑」

なんとも不慣れな料亭レストランでの不慣れな会席料理を、家族で楽しく会話しながら堪能してきました。
そして息子たちはそれぞれの家に戻り、年末年始はまたおひとり様。

NHK紅白をBGMにブログを書きながらのゆく年くる年
来年も元気で過ごせますように。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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