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65歳女就活その4|事務所に突撃して面接にこぎつける

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不動産ビジネス科の職業訓練も3ヶ月を過ぎ、残すところあと2週間となりました。

先日のキャリアコンサルタントとの面談や、月に1度のハローワーク来所日における手続きの際にも求職活動の状況を質問されます。

職業訓練中、もしくは終了後にすみやかに就職できるように促されます。
中には給付金目当てに職業訓練を受講する人もいるらしく、本来の目的である就職に向けての活動を怠っていないか調査しているのです。

もちろん私の場合はすぐにでも就職する必要があるので、求職活動は必死です。

ハローワークインターネットサービスで検索

ほぼ毎日、転職サイトでの求人検索とハローワークインターネットサービスで検索していますが、60代・事務職で検索してもヒットするのは皆無に等しいです。

年齢不問とあっても詳細を確認すると
「30代、40代活躍中」とあれば60代は対象外という認識です。

ある日、目に飛び込んできたのは、不動産事務所のパート募集の求人票
・契約書類作成補助
・案内作成、送付及び事務処理
・電話応対、接客
・社会保険加入あり
・年齢不問、定年制なし

私が希望する職種にどんぴしゃりの求人です。

事務所を2回ほど下見

今回目に止まった不動産事務所は、
「地域に密着した営業を行ってます」という昔ながらのこぢんまりとした街の不動産屋さんです。

自宅から通いやすい場所というのも魅力で2回ほど下見に行きました。

事務所の壁にもパート募集の張り紙が貼ってあり、顔を近づけて求人票を見ていると、ちょうど昼休憩から戻ってきたと思われる事務の女性と鉢合わせ、思わずパートをまだ募集してるか質問してみました。

「はい募集しています。ちょっと待っててください」と建物の中に入ったと思うと、数分後に責任者と思われる40代くらいの男性が出てきて応対してくれました。

応募したい旨を伝えると
「ぜひ面接に来てください」とその場で面接の日程が決まったのです。

突撃した日の数日後に面接

指定された日に、ハローワークの紹介経由で面接しました。

その事務所の社長、副社長(責任者と思われる40代くらいの男性)と2対1の面接で、2人とも私の履歴書に目を通しながら、次から次へを質問を投げかけてきました。

70代と思われる社長は割と好意的にお話してくれましたが、40代と思われる副社長は履歴書の年齢欄の65歳が引っかかってるのか微妙な面持ちだったように感じました。

面接の結果

後日、「採用の方向で考えています」とのお返事をいただきましたが、不動産事務未経験のため、2日間の試用アルバイトをしてから本採用という流れになりました。

来年の1月中旬頃にとりあえずアルバイトで仕事を体験します。

今回は欠員補充のための採用とのことで人手が足りず、すぐにでも働ける人を募集してるようです。
少人数の小さい不動産事務所なので、なかなか若い人の応募はないのかもしれません。

高齢者雇用助成金

昨今の高齢化により、生涯現役社会の実現に向けて、65歳以上への定年引上げ等や高年齢者を雇用した事業主に特定求職者雇用開発助成金が支給されます

高齢者の雇用の推進を図ることを目的とした厚労省の政策です。
この政策のおかげで高齢者が採用されやすくなっているのかも知れません。

ネットで口コミをチェック

よせばいいのに、ネットでこの会社の口コミを見てしまいました。

口コミ件数は10件ちょっとで良い口コミもありますが、口コミ平均は☆2つ。
利用した人からの評価が低いのがちょっと気になりますが、とりあえず採用されそうな方向であることで一歩を踏み出しました。

試用アルバイトを経て、不動産事務所での仕事が続けられるかどうか、私自身も判断することになります。

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