健康・美容

閃輝暗点で憂うつな頭痛

健康・美容

10代の頃から片頭痛に悩まされています。若いときには全くなかったのですが30代のある日、目の奥に稲妻のような光が現れました。怖くなりすぐ病院へ。

口で説明してもうまく伝わらないと思い稲妻の光を絵に書いて伝えた記憶があります。
当時はネットで「せんきあんてん」と入力しても漢字が変換されず、一字一字漢字を入力していました。
閃輝暗点と検索しても情報も少なく、回りに頭痛で悩む人はいましたが同じ症状を経験した人がいなかったのも不安材料となりました。

閃輝暗点とは

片頭痛の前兆現象でおこる視覚の異常です。脳の視覚をつかさどる中枢の血管が収縮し、一時的に血流が悪くなるためにおこる症状です。

症状

目の奥に突然光が現れ、たとえば右の方から現れるとぐるっとひと回りして、大きくなりながら左の方へやがて消えていく感じです。目を開けていても、目を瞑っていてもチカチカ現れています。日によって、ギザギザの大きさや消えていく時間が違うのです。

その間頭痛はありませんが視界が一部遮られ思考も低下します。そして20分~30分くらいで光は消え、頭痛が徐々に始まるのです。

閃輝暗点は突然前触れもなく現れます。通勤で駅に向かう途中、仕事中・買い物中。家なら安静に休むことができますが特に仕事中はじっと光が消えるのを待ち頭痛薬を飲むしかありません。
鎮痛剤がなければ寝込んでしまうほど辛い頭痛ですが、頭痛の辛さをなかなか理解してもらえないのも悲しいものです。

頭痛の原因

スポーツ・飲酒・疲労・光・低気圧・女性ホルモン(エストロゲン)の変動など要因はひとつではありません。

治療

頭痛になった時はすぐにロキソニンを服用しています。私は定期的に脳神経外科に通院していますので
そのときに一緒に処方してもらいます。市販の鎮痛剤を購入するより医療費を抑えられるでしょう。

閃輝暗点になったときに頭痛を抑える予防薬を処方されたのですが私にはあまり効き目ありませんでした。そして脳梗塞を発症したときには血管を収縮させるこの予防薬は飲まないほうが良いと言われました。

最近

ずっと悩まされてきた症状ですが、更年期を過ぎてから閃輝暗点はだいぶ減りました。相変わらず片頭痛に悩まされ、まだまだ鎮痛剤は手放せません。
最近はもっぱら天気の悪い休日の朝寝すぎたときに頭痛になります。頭痛との付き合いはまだまだ続きます。


人気ブログランキング































タイトルとURLをコピーしました