鼻の下のホクロ切除に飽き足らず、顔の白いブツブツが気になり始めます。
ニキビのようですが、それほど盛り上がっていないので普通のニキビほどは目立ちません。
自分ではあまり気にしていなかったのですが、ライトや太陽の光が当たるとブツブツが目立ってしまいます。
外に居た時に、頬と顎の部分に密集した白いブツブツを他人から指摘されました。
「顔の肌荒れてるね」
(~_~;)
さすがに気になり鏡で確認すると、たしかに白いブツブツが密集しています。
2つ3つポツンポツンとしたものがあるのは認識していましたが、室内で正面から鏡を見ただけでは、髪で隠れがちな頬の部分と顎の部分は気にならなかったのです。
手で触るとザラザラした感触がさらに気になってきました。
最初は白ニキビ?かと思いましたが、いろいろ調べてみたところ稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)かも知れないと、皮膚科で診てもらうことにしました。
稗粒腫とは
目の回りなど顔の周辺にできる直径1~2mmの白いツブ(丘疹)で毛穴の角質のかたまりです。
痛みや痒みはまったくありません。
皮脂が毛穴につまった白ニキビとは異なり、自然に治ることはありません。
稗粒腫の原因
・加齢によるもの
・体質によるもの
・日焼け
加齢、体質は仕方ないとして日焼けに関しては後悔先立たずであります。
10代から20代にかけて、日焼け止めもつけずに思いっきり顔を紫外線にさらしていました。
当時流行った「ナツコ」というファンデーションを塗って、日焼け美人にあこがれてた若かりし頃、その時のつけが白いブツブツとなって姿を現してしまったとしたら、やはり日焼けは美容の大敵です。
稗粒腫の予防
残念ながらこれといった予防法はないようですが、日焼けをしない、洗顔はゴシゴシこすらない、油分の多いクリームは使わないなど、顔をいたわることを心がけると良いと思います。
皮膚科を受診
事前にあれこれ調べてから、これは稗粒腫に違いないと思い込み、予約無しで仕事帰りに皮膚科に立ち寄りました。
夏前で大混雑の皮膚科で1時間以上待たされようやく診察室へ案内されます。
「この顔の白いブツブツとれるものなら取りたいのですが」と言うと
担当医師が
「あ~稗粒腫ですね」とボソっと言ったかと思うと
「はいそこに横になって下さい。どれ取りますか?」
と診察の説明もそこそこに施術が始まります。
どれって言われても、、、全部とりたいと思いながら、とりあえず目立ってるブツブツをこれとこれとと指差して7,8個を取ってもらいました。
針のような、ピンセットのようなものでチクンチクンと刺したあとに、何かを絞り出している感じです。
麻酔なしなので、角質を絞り出している瞬間の痛みはありましたが、なんとか耐え抜きました。
そのあと薬を塗ってくれたのかどうか??、、あっという間に小さい絆創膏を貼ってもらって、はい終了です。
この顔じゅう絆創膏ペタペタの状態で家路へ戻るのはさすがに恥ずかしく、うろたえていると看護師さんがマスクを1枚差し出してくれました。
今でこそマスクは常につけていますが、初診でいきなり施術とは予想もしていませんでしたので、その時はマスク持参まで頭が回りませんでした。
初診で稗粒腫7,8個とってもらって、塗り薬などの処方箋はなく診察料は保険適用で1,260円也。
さて、傷跡はというと絆創膏を外してみると1mm程度の傷跡がポツンポツンと赤茶になって残っています。
傷跡はすぐきれいになりますが、診察は週末をおすすめします。
さらに3週間後、また稗粒種を取りに行きました(マスク持参で)。
たくさん取って欲しかったのですが、なぜかまた7,8個ではい終了、2回目は診察料450円でした。
私の顔は細かいものも合わせたらおそらく50個以上の稗粒腫が密集しています。
全部取ったとしても、体質的にも再生する可能性もあるので3回目は諦めることにしました。
稗粒腫を取ってから5年たった現在、相変わらず稗粒腫はポツポツありますが、それよりも気になるのは顔のたるみであります。ひとつ気になりだしたらきりがありませんが、せめて美意識だけは常に持ち続けていきたいと思います。
稗粒腫は意外と簡単に取れるので、気になる方は一度皮膚科で診察してみるとよいと思います。
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