昨年の2月頃、職場の社長交代による就任祝いの胡蝶蘭の鉢が2つ届きました。
小さな事務所に所狭しと6月頃まで咲いていた白い花びらの胡蝶蘭。
6月には花びらが薄茶色になり花がひとつずつ落ちていきましたが、4か月ものあいだ胡蝶蘭の美しさを楽しむことができました。
事務所に出入りしている業者の方の
「胡蝶蘭は再生できるんですよ」とのお話から、初めて再生できることを知りました。
咲き終わったあとの鉢の処分は私たちパートのお仕事、捨ててしまうのは簡単ですが新米パートの私が胡蝶蘭再生をチャレンジすることにしました。
知識ゼロなのでネットやYouTubeで調べてみましたが、鉢の植え替えや根をきれいにする等なんだか面倒そうです。
胡蝶蘭は再生できるか
咲き終わった胡蝶蘭は花が全部落ちた後も、根と株が元気であれば復活して花を咲かせることができます。
胡蝶蘭を再生させる条件
・株の緑色の葉が1枚以上あること
・弾力のある生きた根が残っていること
・直射日光を避けた風通しのよい明るい日陰に置くこと
・水やりは暖かい時期は1週間に1回程度、寒い時期は1ヶ月に1回程度が目安
・15℃~20℃の適温を保つこと
これくらいの条件ならできそうな気がしてきました。
胡蝶蘭を再生させるステップ
・花が全て落ちたら花茎をカット
(下から3〜4節目の1cmほど上を、病気予防のため刃先を消毒したハサミで斜めにカット)
・株を固定していた支柱やクリップを取り外す
・根が茶色く変色して根腐れしている場合は、植え替えが必要
・直射日光が当たらない、明るい室内で管理
根腐れはしていないようなので、植え替え無しでできそうな気がしてきました。
職場の胡蝶蘭の状態
1つの鉢に株が5つずつ入っています。6月に花が全部落ちました。
・それぞれの株に肉厚のハリのある緑の葉っぱが数枚残っている
・株元の植え込み材(水苔・バーク)も問題なさそう
気合が入ってきました。再生にチャレンジします。
胡蝶蘭再生作業開始
支柱の取り外し
支柱と茎を留めているテープをハサミなどで切って外します。
テープを外した後に支柱を引き抜きます。
鉢の中で成長した根が支柱に絡みついていたり、植え込み材が乾燥して固まっていたりするとなかなか抜けません。力を入れずにていねいに引き抜いていきます。
花茎をカット
花茎の下から3〜4節目の1cmほど上をハサミでカットします。
きれいなハサミがなく、気休めにウエットシートで刃先をササッと拭いてからカットしました。
胡蝶蘭の置き場所
・直射日光が当たらない明るい日陰
・エアコンの風が直接当たらない
・15~25度の風通しの良い場所
が最適な場所ではありますが、ここの事務所にはそんな特等席はないので、西側のカーテン越しの窓際に直接日光が当たらないように置きました。
2週間に1度の水やり
季節ごとの水やりは
春・秋:約7〜10日に1回
夏:約5〜7日に1回
冬:約2〜3週間に1回
という目安があるようですが、先が見えないので大雑把に2週間位に1度のペースで水やりを続けました。
知識ゼロですが、肥料焼けが心配だったので肥料は与えずにひたすら水やりのみです。
葉っぱが増えてきた
枯れることもなく、何の変化もありませんが鮮やかな緑の葉っぱが増えてきました。
それぞれの株から1枚ずつ増えていきます。
明るい見通し!

茎と葉っぱが枯れてくる
半年経った頃、葉っぱも茎も枯れてきたため半分の株は処分しました。
茎が枯れずに残った株が2つ、茎は枯れたが葉っぱは青々枯れずに残ってる株が2つ。
10株あった胡蝶蘭ですが4株生き残っています。
明るい見通し半減、、。
花茎の節に小さな蕾
再生は半ばあきらめ気分で2週間に1度の水やりと、たまに陽に向けて鉢の向きを変えるだけのほったらかしが続きます。
年が明けて春が近づこうとしてる頃に花茎の節に蕾のような小さな膨らみを発見。




胡蝶蘭開花!
徐々に膨らみが大きくなり6月のある日、朝出勤すると小さなかわいい胡蝶蘭がひとつ咲いていました。
生き残った株の1つは蕾が3つ
もう1つの株は蕾が4つ
花が咲いたので、1階の事務所の入口に1年ぶりに飾っています。
包装紙とリボン捨てないでとっておいて良かったです。
大雑把な性格がゆえの大雑把な管理でしたが嬉しさひとしおです。
久しぶりに至福の達成感を味わっております。


