シニアライフ

放置自転車と防犯登録

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街のあちこちに放置自転車が目に付きます。
何ヶ月もその場に放置してありますが、所有者が放置しているのか盗難された自転車が放置されているのかわかりません。もし盗難車であれば防犯登録のシールが貼ってあるので、はやく所有者に戻ることを望みます。

放置自転車をみつけた場合はどうしたらいいでしょうか。調べてみました。

放置禁止区域内の場合

駅周辺など自転車放置禁止区域に放置されている自転車は、自治体が撤去します。撤去された自転車は決められた所定の保管場所に保管され、保管手数料もかかります。

引き取る際には、本人確認書類(免許証・保険証等)・自転車の鍵・保管手数料を持参しなければならず、手間とお金がかかってしまいます。また保管場所は自宅から離れた場所の場合もありますからなおさら面倒です。

放置禁止区域外の場合

防犯登録シールが貼ってある場合は警察に連絡します。
盗難届がなく所有者もわからない場合は、市・県・国などの道路管理者が撤去します。
撤去前にまず、警告札が貼付され一定期間を経過してもそのままの場合は撤去され、撤去後はその場所に自転車を撤去した旨の「お知らせ」が掲示されます。

市町村ごとに、警告期間などの詳細が掲載されています。

防犯登録のしくみ

1.自転車の盗難防止及び、放置ならび盗難自転車を所有者に返還することを目的として義務化
3.自転車を購入した販売店(自転車防犯登録所)で登録カードを記入、ステッカーを自転車に貼付
 (登録料は600円(非課税)で有効期限は10年間)
4.防犯協会で登録データが作成され警察本部によって管理

警察に届けてみました。

毎日通勤時に目にする放置自転車が気になったので、駅前の交番に届けてみました。

数週間後、警告文が添付されました。
数カ月後、自転車が撤去されました。
その場所に、国土交通省〇〇△△出張所の「お知らせ」(移動しました)の紙が掲示されました。
お知らせの掲示は半年以上たちますが現在も貼ったままになっています。

たった1台の放置自転車の処分に、時間と手間がかかることに驚きです。

防犯登録は自転車の所有者を明確にする目的としては有効ですが、これだけ自転車があちこちに放置されているということは、登録をしてもスムーズに戻るものではなく防犯自体も機能していないようにも思います。

自転車を盗まれた所有者は早く探したい    → 防犯登録番号を登録
放置自転車を見つけた人は所有者に知らせたい → 防犯登録番号と放置されてる場所等を投稿

防犯登録番号と放置自転車情報がマッチングできるアプリがあれば、管理者が間に入らなくてもスムーズに持ち主の元に戻るのではと思いますが、法律に基づく登録制度のため難しいでしょうか。


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