65歳女就活

65歳女就活その6|ここまで就活を頑張れた3つの理由

65歳女就活

私が、こんなに就活を頑張ることができたのには理由があります。
年だからといってあきらめずにモチベーションを保てたのは3人の知人の影響があります。

65歳で念願の教師になったという同級生

1年前の小学校の同窓会で数年ぶりに再会した友人の近況報告に刺激されました。

勤務先の某大手百貨店を定年間際に退職、ハローワークで紹介された大学の事務の仕事に就いてはみたものの、この先まだ長く働くにあたり残りの人生の賭けに出たとのこと。

学生時代に取得できなかった教職の免許をとるために大学に通い、3年かけて大学時代に足りなかった単位を取り、ついに教職の免許を取得。
65歳になる年度の4月に人生初の中学校の教壇にたったというのです。

生徒の反応に最初は戸惑ったようですが、自分なりに工夫した授業をしていると不安ながらも生き生きと話を聞かせてくれました。

ちょうど65歳の定年を間近に控えた私は、
60代は仕事がみつからない
どこも雇ってくれない
低賃金、重労働の職場しかない
とグチグチ思っていた自分が情けない、挑戦するのに年齢は関係ないのだと思い知らされました。

昔の職場の先輩からのアドバイス

独身時代の会社のOJTだった人生の先輩が、私の就活を気にかけてくれていました。

メールのやり取りで
「毎日ネットでシニアの求人を見ていますが職種は限られていて、希望の職種に就くのは難しいです」と送ったところ

「これができますとか、こんな資格がありますとかがあれば少し間口が違うかもしれない。慌てないでもよいですが、まだまだ若いのですから気持ちをしっかり仕事を探してください」
とアドバイスをもらいました。

まだまだ若いって65歳が若いのか?
72歳までほぼ現役で働いていた方から見れば、たしかに私は若いということになるのでしょう。

いろんな部分で自分を卑下してしまい自信も持てず、これといって活かせる資格もないとあきらめていましたが、気を取り直してじっくり就活していくことにしました。

そこで職業訓練へ通うことにしたというわけです。

面接への背中を押してくれた職業訓練の同級生

わずか4ヶ月の職業訓練ですが、少人数ということもあり毎日顔を合わせているうちに、クラスメートという感じで皆と会話も楽しむようになりました。

事務所に突撃したときに同行していた同年代のクラスメートが、私が尻込みしている間に
「まだ募集してますか?」
「この人宅建受かってます」と矢継ぎ早に私を売り込んで背中を押してくれたのです。

65歳の年齢を気にしてモジモジしてる私に
「年齢のことは聞いちゃダメ!」
「今自分の年齢を絶対言っちゃダメ!」

たった数ヶ月のお付き合いのクラスメートでしたが、私の就活に大きな影響を与えてくれた恩人です。


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